ミャンマー最新情報

ミャンマーの情報を不定期に更新しています。(更新日:2023年9月)

この情報はヤンゴンを中心に掲載しています。

国際社会の動き

第55回ASEAN経済相会合(AEM)、ジャワ島中部スマランで開催(8月19日)
(ASEAN、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)

ASEANの首脳会議にミャンマーの席は空席だった

ASEAN首脳会議にミャンマーの席は空白だった

クーデターで国軍が実権を掌握したミャンマー情勢について3つの加盟国が共同で対応する方針を決めた。
議長国を代表してミャンマー問題への対応の先頭に立ったルトノ氏も、5項目合意について「目に見えるような進展はなかった」と認めざるを得なかった。

ASEANは21年10月以降、軍事政権トップのミンアウンフライン国軍総司令官を首脳会議に招待しておらず、今回の首脳会議でも「ミャンマー」の札が置かれた席は空席だった。

出典:日本経済新聞 2023年9月5日 

ミャンマー経済、中国タイ勢が存在感 政変後も友好関係
国軍がクーデターで全権を掌握したミャンマーで、同国と友好関係を維持する中国やタイの企業が事業を拡大している。対照的に「H&M」など欧州の衣料大手は相次いで撤退方針を決めた。ミャンマー情勢の膠着や米中対立が続くなか経済のブロック化が進む。

出典:日本経済新聞 2023年9月6日 

国連事務総長「前例のない試練」 南シナ海やミャンマー情勢に危機感
国連のグテーレス事務総長が7日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議に合わせ、インドネシアの首都ジャカルタで記者会見した。
ミャンマーから命がけで国境を越える人が後を絶たないことに、「状況は手に負えなくなっている」「残忍な暴力や貧困の悪化により、民主主義への回帰に対する希望はついえつつある」と危機感を示した。

 そのうえで、クーデターで実権を握ったミャンマー国軍にメッセージを送った。「私の呼びかけは明確だ。拘束された全ての指導者や『政治犯』を解放し、民主的な統治の完全な回復に向けて扉を開くことだ」

出典:朝日新聞 2023年9月8日 

ミャンマー国内新型コロナウイルスについて
ミャンマー保健省の新規感染者報告数は8/23 23~8/29 の期間は、0-2 名であり減少傾向を維持している。前週、前々週とも邦人の感染報告はなかった。
コロナウイルスは落ち着いています。

2023年度 「ミャンマー日本商工会議所未来プログラム」
2022年度に続き、2023年度も。ミャンマー人留学生支援のための「ミャンマー日本商工会議所未来プログラム」を実施しています。
本プログラムで選考されたミャンマー人留学生に対して、渡航費用の補助として一人あたりUS$500相当を無償提供。最大40名の支給対象者は最大40名。

ミャンマー南東部の洪水 被災者15,000人超
ミャンマー南東部のカイン州やモン州、ラカイン州、バゴー管区では、8月初旬から降り続く大雨により発生した洪水の被災者が、およそ15,000人に達している。

ヤンゴン国際空港では連日大混雑
ヤンゴン国際空港では若者の海外への就労のための移動で大混雑です。ヤンゴン空港から海外への便はどれも60%以上が若者であふれています。
家族の見送りも制限され、空港内へはairチケットを持った者しか入れないため、空港入口付近は大混雑しています。

(参考)ミャンマー連邦共和国基礎データ

ミャンマー連邦共和国は、面積:約68万平方キロメートル、人口:約5,380万人 (2021年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI):1,170米ドル (2021年、世界銀行)。

ミャンマーの首都はネピドーです。
2006年に首都をヤンゴンからネピドーに移動しました。(ヤンゴンから約320km)
ネピドーは国会議事堂や片側10車線の道路、金色の巨大パコダなどヤンゴンからの首都移動に伴って作られた人口都市です。
政治や行政機関の中心はネピドーですが、最大の経済都市はヤンゴンです。
日本を始めとする各国の大使館や商業施設、多くの工業団地やインターナショナルスクールなどはヤンゴン及びヤンゴン周辺に多数あります。


日緬亜細亜事業交流協同組合

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